一戸建てに住む優位性って何?
2019年10月21日
一生涯賃貸のマンションなどに住む場合と比べて、一戸建てを購入することには数多くのメリットが存在します。経済的なことや増築などの自由さ、それに資産としての価値など、ポイントごとに見ていきましょう。
まずは経済的な負担の軽減です。賃貸に住み続けていれば毎月必ず固定で賃料を支払わなければなりませんし、何十年住んでいても自分のものになるわけではありません。一方で、一戸建てを購入してしまえば多くの場合ローンの支払いはありますが、それが完済した時点で自分の資産となってくれます。管理費も要らず、家賃の負担もありません。
住宅ローンに利子がついてくるとはいえ、近年利率は低い水準で安定していますし、ボーナス時や臨時収入があった時などに繰り上げ返済も可能です。前倒しで返済を早めることによって支払額の圧縮もできるため、自身の努力によって予定より早く完済することもできるのです。支払いが終わってしまえば月々の家賃がかからないというのは、非常に家計の負担を軽減してくれます。
一戸建てであれば敷地内にカースペースを作ることもできるため、駐車場料金がかからないというのも大きなメリットです。家族が増えて二台目、三台目と車を買っても駐車場料金はゼロですし、家のすぐ側に停められるというのは非常に便利で、雨の日などでも濡れずに車に乗り降りできます。
さらにマンションなどでは、仮に分譲であっても共有部分のリフォームを勝手にできないという制約があるのです。一戸建てであればそのような制約は存在しないため、増築も改築も自由に行えます。ライフスタイルに合わせて間取りを変えたり、外観を自分好みにアレンジしたりといった楽しみ方が可能です。
マンションの場合、長期間住んでいればいつかは建て替えの時期がやってくるわけですが、複数の所有者がいるぶん話がまとまらなかったり、管理費や修繕積立金が不足している場合には工事が円滑に進むとは限りません。一方一戸建ての所有者は自分だけですから、そういったトラブルも起きにくいのです。
資産という意味でも一戸建ての方に大きなメリットがあります。マンションであれば敷地を多数の所有者で分割することになるため、一世帯当たりの持分はごくわずかです。それに引き換え戸建ては土地は全て自分の所有となりますので、仮に建物が古くなって資産価値がなくなったとしても、土地の部分は残ります。そのため、長期間住んだ後も価値が落ちにくいという強みがあるのです。このように、一戸建てには数多くの優位性が存在します。