リノベーションで安く一戸建てを手に入れる
2019年11月25日
一戸建てを新たに建てる、もしくは新築のお家を買うというのは、誰もが憧れることです。しかし実際には、費用面からこれらを諦めざるを得ないという方も多いでしょう。しかし、必ずしも新築でなくても、住み心地の良い一戸建てのお家を手に入れることは出来るのです。それが中古物件を買ってリノベーションをする、という選択肢になります。
同じような面積で似たような立地であっても、中古物件の方が新築と比較してずっと安いですし、リノベーションの費用を加えたとしてもはるかにコストパフォーマンスの良い選択肢となるのです。日本人は新築を好む傾向があるため、新しいものは価格が高くなりがちですが、一度人の手に渡ったものはかなり値段が下がるため、狙い目と言えます。住宅の取得にかかる総費用を抑えることができれば、ローンの返済も比較的早く済みますし、そのぶん内装や車など別のところにかけるお金も増えるでしょう。
中古物件にリノベーションをして住む場合、最も重要なのが立地選びです。建物自体は新築であれ中古であれ、時間とともに傷みが増えるため建て替えの時期がやってきますが、土地は時間が経っても変わらないため広さと周辺の環境をしっかりと見極め選ぶようにしましょう。駅からの距離や買い物の利便性、それに学校や公共施設へのアクセスなど、実際に住むうえで大切なポイントを押さえることが必要です。パンフレットなどで見るだけではなく、実際に現地を訪れて観察するのが良いでしょう。
立地の次に重要なのが、リノベーションを行う業者選びです。マンションとは異なり、一戸建てを買うということは全てを自分で修繕しなければならないということですから、なるべく長持ちする良質な内装を行ってくれる業者を選びましょう。中古物件を購入する際に業者を紹介されることもありますが、必ずしも最良の選択とは言えないため、しっかりと相見積もりを取ることが大切です。その際、単に値段やカタログだけで決めるのではなく、きちんと担当者とコミュニケーションをとり、自身の希望や予算などを伝えることが重要になってきます。
いくらコストパフォーマンスの良いリノベーション物件とはいえ、メンテナンスに費用がかかってしまっては本末転倒です。そのため、耐久性の高い外壁や耐火性、耐震性に優れた設備を選択するほうがよいでしょう。このように、新築にこだわらなければ総費用を抑えて快適な住まいを手に入れることもできます。